STYLIST’S VIEW



そんな声をもっと聞きたい
今では、ヘアショーに参加したり、さまざまな媒体で作品を発表させていただけるまでになりました。業界誌で読者が選ぶ月間人気No.1スタイリストに選出されたこともあります。やっと、「何かモノづくりに関わる仕事がしたい」という漠然とした夢が叶い始めたような気がしています。
ただ、美容室に入社してからここに至るまでの間は、ガムシャラでした。練習してカットがうまくなったと思っても、まだまだ上手な人が目の前にたくさんいる。お客さまはもちろん、スタッフたちの声に耳を傾けても、求められていることができているのか自信が持てない。この人の言っていることとあの人の言っていることは違うけれど、どちらも尊敬できる人。どうしたらいいのだろう? 振り返れば、いつもモンモンとしていました。

自分が触ることでその人がどんどん可愛くなっていく。そんな美容師になること、そしてそうあり続けること。それが今の私の理想です。死ぬまで美容師をやり続けていくために、どんどん技術もセンスも磨いていきたい。そして「あ、いつもと違う」と笑顔になってくれる人を増やすことが当面の目標です。サロンワークをしていると「どこの美容室に行っても同じ。思いどおりにならない」そんな思いを抱えている人が多いことに愕然とします。でも、本当の美容師と出会えば「そうではない」。それを証明していきたいのです。


HAIR STYLE





AFTER THE BEAUTY AWAKE
私自身が個性的なファッションやヘアスタイルをしているせいか、「奇抜な髪型にされてしまうのでは?」と思う方も多いようですが、私は「その人にとって似合う」ことをいちばん大切にしています。ニートもモンモン期も実体験しているので「髪型をなんとなく変えたいけれど勇気が出ない」、そんな中途半端な、けれど素直な本音もよくわかります。ハタから見たら中途半端に思えても、本人にとっては中途半端ではなく、それが本音。だから私は、その本音にいちばん似合う髪型をお客さまと楽しみたいと思っています。
松山絵美
Double スタイリスト
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